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台湾には16の原住民族がいるとされる。総人口の2.6%ほどだが、それぞれ独自の文化を持つ。原住民族の歴史に詳しい北海道大助教の許仁碩さんによると、名前文化も多様だ。住居ごとの家屋名を持つ民族や、子どもが生まれると「~の父」に改名する民族がいる。元々は ...
社会の分断が、世界各国で深刻になっている。日本でも、選挙をめぐるSNSの投稿が拡散し、人びとの間に亀裂を生んだ。広がる溝に、どう橋を架ければよいのだろう。違いを乗り越える道を模索する現場を訪ねた(イラストは©Satoshi Kambayashi) ...
監視システムや「児童労働フリーゾーン」認定制度――。児童労働ゼロに向け、日本の大手チョコレートメーカーを巻き込んだプロジェクトが進んでいる。国際労働機関(ILO)とユニセフ(国連児童基金)が6月に発表した推計では、世界で働く子どもは1 ...
イギリスでは、いとも簡単に姓名を変えられる。あっと言わせる改名がニュースになることもある。「ベーコン・ダブル・チーズバーガー(Bacon Double Cheeseburger)」に「非常口(Fire Exit)」。2021年の新年も世間をにぎわせた。トーマス・ドッドさんという男性が、著名な女性歌手と同名の「セリーヌ・ディオン」に改名したからだ。
タイでは、家族や親しい友人同士、場合によってはかしこまったシチュエーションでも、ニックネームで呼び合う。ユニークで印象的なものもの多く、幼いころからずっと使い続ける人も少なくない。もちろん、姓も本名もある。それでも、ニックネームを大切 ...
松崎八千代さんは、安楽死によって83歳で生涯を閉じた。皆から「ヤタさん」と呼ばれて愛されていた彼女は、オランダ在住約50年。通訳やコーディネーターとしてメディアやビジネスの分野で活躍し、日本とオランダの架け橋となっていた。安楽死を決め ...
敬称を自ら名刺につけるのは不思議に感じるが、ミャンマーではこれらの敬称は年齢や地位と分かちがたい関係を持つため、アイデンティティーの一部になるという。マヘーマーさんは「自分をこう呼んでください、という意味です」と説明する。かつてミャンマー文字の解説本 ...
ミャンマー人は姓を持たない。なぜなのか。1980年代からミャンマーの農村社会の研究を続け、1万人以上のミャンマーの村人たちにインタビューした東京大学の高橋昭雄・名誉教授(経済発展論)に、人間関係や名付けの特徴とあわせて、聞きました。
さらに4月には教育省が、公立学校でのDEIプログラムを廃止しなければ連邦政府から学校への資金援助を止めると各州に通達を出した。ただし、これについては即座に三つの異なる州の判事が違憲であるとし、差し止められている。 *) ...
松崎八千代さんは、安楽死によって83歳で生涯を閉じた。オランダでは、間接的安楽死とも呼ばれる終末期セデーション(オランダでは、死期が2週間以内と予測される場合に行うことができる)という方法もある中で、彼女があえて安楽死を選んだのはなぜ ...
フイワンの関連会社の一つは、オンラインの市場サイトを運営している。詐欺師などの犯罪者は、ここで資金洗浄者を探し出す。この市場がどれぐらいの規模なのかを知ることはほぼ不可能だが、英国の分析会社「Elliptic(エリプティック)」(訳注=暗号資産に関連 ...
世界中のゲームや漫画、アニメが楽しめる時代だが、それらのコンテンツが世に出る前に、翻訳に加え、各国・地域の文化や習慣を踏まえて「最適化」をしている人たちがいる。大阪が拠点のアクティブゲーミングメディアもその一つ。率いるのはスペイン人社長だ。