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この時期になると、「敷地内で野良猫が子どもを産んで困っている」「隣の空き家で猫が出産したらしく、鳴き声が続いている」そんな相談や問い合わせで現地へ向かうことが増えます。春から初夏。猫にとっては繁殖のピークです。暖かくなり、食べ物も増え、子育てがしやすくなる。生き物として見れば、ごく自然な行動です。ただ、人の生活圏の中では、その“自然”が、そのまま問題になることもある。現地へ入って周囲を見て回ると、かなりの確率で“痕跡”があります。空になったフード袋。置かれた紙皿。不自然に猫が集まる場所。そして、猫たちが寝ぐらにしていそうなスペースには、吐瀉物や排泄物が残っている。その中に、消化しきれていないキャットフードが混ざっているケースも少なくありません。もちろん、餌を与えている人の多くに悪意はありません。「かわいそうだから」「お腹を空かせているから」そういう気持ちなのだと思います。ただ、現場で起きているのは、“その場で空腹を満たすこと”だけではありません。栄養状態が安定すれば繁殖率は上がる。集まる猫が増えれば、縄張り争いや感染症のリスクも増える。そして結果として、また子猫が生まれ、別の誰かが「困
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